きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2014.1.22

ようこそいらっしゃいませ。

ちょっと負ける姿を想像できない、凱旋門賞馬トレヴのことです。でもこの瞬間にも世界中のホースマンたちが、どうしたら勝てるか、負かせるかと考えています。もうシーズンは始まっているというのが実感です。

世界の頂点に立つトレヴの今季の予定が発表されました。4月下旬のロンシャン2100m、ガネー賞をスタートに6月中旬のロイヤルアスコット2000mの名物G1プリンスオブウェールズSで初の海外遠征を経験させ、秋は昨年同様にロンシャンの2400mを舞台にヴェルメイユ賞、凱旋門賞という道筋です。

鞍上は乗り慣れたベテランのジャルネ騎手から怪我を克服したデットーリ騎手にスイッチするようです。彼はカタールのジョアン殿下が率いる競走馬組織アルカシャブの主戦騎として今季の活躍が約束されています。世界競馬はダーレーとクールモアを軸に動いてきましたが、今後はアルカシャブを加えて三極構造にシフトしそうです。

アルカシャブのマネジャーは『殿下は驚くべき野望を持っています。競馬界に入った以上ナンバーワンを欲しており、殿下にとって二位になることは最下位となることと同じなので、決して二位には甘んじません』と並々ならぬ決意を語っています。世界の競馬が猛烈に沸騰する音が聞こえてくるようです。