きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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5日から始まった中山開催もラストウィークとなりました。中山競馬場では中距離戦線の覇権を争う伝統の一戦アメリカジョッキーズクラブカップが行われます。日米の親善と友好を目的としてニューヨークジョッキークラブから優勝杯の贈呈を受けたことから始まります。

過去の優勝馬にはG1級の名馬が名を連ねます。2011年覇者トーセンジョーダンは同年に天皇賞(秋)を制し、2012年優勝馬ルーラーシップは後に香港にてクィーンエリザベス2世Cを制します。昨年の優勝馬ダノンバラードはG1勝ちこそありませんが、上半期のドリームレースである宝塚記念で2着に好走したのは記憶に新しいですね。今年もそのダノンバラードを筆頭にスターホースが出走します。

出走馬の中でもG1レースを経験するダノンバラードやトゥザグローリー、サダムパテック、ヴェルデグリーンには注目でしょう。

ダノンバラードは昨年同レースを優勝している上に宝塚記念での好走。2200mのレースはこの馬にとってベストディスタンスといっても間違いなさそうです。同レースの連覇に期待がかかりますね。その連覇を阻むのは重賞5勝の古豪トゥザグローリーでしょうか。実績は出走馬の中でも最上位なのは間違いありません。昨シーズンは本来の能力を出し切れず不本意なシーズンでしたが、金鯱賞では4着と復調の兆しが見えます。出走馬たちの対決が楽しみですね。

今年の同レースを制して今後の飛躍につなげるのは一体どの馬になるのでしょうか。

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