きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

強いぞ、3歳牝馬

7月31日は飯田雄三調教師、大根田裕之調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
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日曜札幌競馬場で行われたクイーンステークスは、3歳牝馬アエロリットの圧勝といった結果となりました。
例年クイーンステークスは、この時期はG1馬が休養に入りどちらかといえばひとつ格下といっては失礼なのですが、G1では人気半ばくらいの馬が集まる傾向があるものの、今年は一変。春にヴィクトリアマイルを優勝したアドマイヤリードに、同じく春にNHKマイルカップを制覇したアエロリットと古馬と3歳両マイル女王が揃い踏みし、さながらG1のような両馬の激突に緊張感みなぎる雰囲気でのスタートとなりました。

レースは、先手をとったアエロリットが逃げる展開になり、どんどん後続を離して大逃げ。思わぬ展開にざわつきも出る中、ペースはゆるまず道中11秒台のラップを刻み、4コーナーで少し差が詰まったものの、残り200mではさらに突き離し、そのまま逃げ切っての勝利となりました。終わってみれば2着トーセンビクトリーとは2馬身半差、そこから1馬身1/4離れてクインズミラーグロが3着に入り、アドマイヤリードは見せ場なく6着の結果でした。

それにしても斤量差があるとはいえ、アエロリットの強さには驚きました。マイル以上の距離は今回初だったものの、まったく問題なし。NHKマイルカップにつづいて連勝での重賞制覇で、アエロリットの今後がさらに楽しみになってきました。
新潟のアイビスサマーダッシュで3着に3歳牝馬のレジーナフォルテが入るなど、ソウルスターリングだけでなく、今年の3歳牝馬は粒揃い。そう改めて実感させられる日となりました。

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