きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ダービー馬の威信をかけて

7月23日は池添謙一騎手、岩戸孝樹調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜は2つの重賞レースが行われます。2歳世代最初の重賞レースの函館2歳ステークス、サマーマイルシリーズ開幕戦の中京記念です。
中京記念は1953年に創設され、2011年までは春先の芝2000mで行われていたレースです。中京記念といえば、メイショウドトウやツルマルボーイ、ローゼンクロイツらの勝ち馬が思い出され、このレースから宝塚記念へとつながっていった中距離重賞の印象がまだ残ります。2012年から夏開催となり、サマーマイル開幕戦に模様替え。関屋記念、京成杯オータムハンデキャップとつづくシリーズに組み込まれました。以前から人気馬同士で決まりにくいレースで人気上位馬は苦戦、特にマイルになってから2ケタ人気馬が連に絡んでいるレースです。

今年も16頭が出走。ワンアンドオンリーが出走馬に名を連ねました。ワンアンドオンリーは2014年のダービー馬で、同年秋に神戸新聞杯を勝って以降、勝ち星から遠ざかっています。今年春には阪神大賞典から天皇賞(春)に出走。7着、11着でその後目黒記念10着と結果が出ず、今回矛先を変えて2歳時に走って以来となる3年10ヶ月ぶりのマイル参戦となりました。斤量58キロで年齢6歳。決してラクな闘いではないですが、新境地を開くことができるでしょうか?

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