きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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ドバイワールドCデーは日本祭りの予感が、そんな話をしていたら8頭目の招待馬が決まりました。G2ゴドルフィンマイルAW1600mのブライトラインです。レース名通りゴドルフィン勢が圧倒的に強いレースですが、日本からはメイダンに移った2010年にグロリアスノアが参戦して4着に健闘しています。ぜひそれ以上を期待したいものです。

さてドバイワールドC、シーマクラシックの両レース、双方に登録していたザフーガですが、どうやら賞金の高いワールドCに照準を絞るようです。英ダービー馬のルーラーオブザワールドもいますが、牝馬とはいえこちらが本命ということになるのでしょうね。イギリスのジョン・ゴスデン厩舎の管理馬で馬主のアンドリュー・ロイド=ウェーバーさんはミュージカル『オペラ座の怪人』の作曲家でザフーガという音楽用語の馬名もなるほどです。昨年は愛チャンピオンS、ヨークシャーオークスを制覇、遠征のBCターフ、香港ヴァーズはともに2着でした。コースなり、相手なりに走れる堅実な馬です。

父ダンシリはデインヒル系でも中長距離が得意でこの馬自身も2400m級のレースで強みを発揮します。スタミナの要求されるAW2000mも大丈夫でしょう。ベルシャザール、ホッコータルマエには強敵出現です。

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