きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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日曜阪神3Rでウオッカの初仔ボラーレがデビュー戦を迎え話題を集めています。ウオッカは2006年10月にデビュー。3戦目となった阪神ジュベナイルフィリーズを勝ち同世代牝馬の頂点に立つと、翌年は桜花賞2着からダービーへ向かい、クリフジ以来となる64年ぶり史上3頭目の牝馬によるダービー制覇を成し遂げました。

ダイワスカーレットとの激突に、ドバイ遠征、天皇賞(秋)、ジャパンカップ制覇など7つのG1タイトルを手にし、牝馬黄金の時代を築き上げました。

2008年に引退したウオッカは、アガ・カーンスタッドで繁殖生活を送ることになります。2011年に凱旋門賞馬シーザスターズとの間に受胎した牡馬を出産。父母合わせて13冠の超サラブレッドとして同年に日本に輸入されます。入厩時には615キロと規格外の馬体で、デビューに向けて調整が進められてきました。

ひとあし先に繁殖生活を始めたダイワスカーレットの仔はすでに2頭がデビュー。いずれも牝馬ですが、偉大なる母の血を大成させるまでにはいたっていません。

さてライバル関係にあったウオッカの仔はどうでしょうか。

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