きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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本日の中山では、数多くの名牝を送り出してきた牝馬クラシックの登竜門フラワーCが行われます。過去の優勝馬にはダンスインザムードやシーザリオ、キストゥヘブンなどの名馬の名が並び、その後の桜花賞からオークスへと続く牝馬クラシックにおいても戴冠を果たすなど非常に注目度の高いレースとなっています。

今年も春の女王決定戦に向けて有力馬が集まっています。注目は、凱旋門賞優勝馬バゴの産駒クリスマスでしょうか。母系にはステイゴールド、サンデーサイレンスといった大種牡馬を持ち、血統背景は実に魅力的です。新馬戦で見せた桁違いのスピードは、能力の高さを証明しています。阪神ジュベナイルFでは従来のスピードを活かした先行策から後方一気の末脚で好勝負をしました。今回約3ヶ月ぶりの実戦となりますが、レースをどう展開していくのか楽しみですね。

対するは秋古馬三冠を達成したゼンノロブロイ産駒のパシフィックギャルでしょう。血統面ではMr. Prospectorの4×4のクロスを持ち、成績は1勝ながらここまでの4戦は〔1・2・1・0〕と連対を外していない安定感も魅力的です。

レース名のフラワーは英語で「花」の意味を持ちます。フラワーCをステップに大輪の花を咲かせるのはどの競走馬になるのでしょうか。

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