きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2017.3.11 桜前線本格化

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今週末は中山競馬場でアネモネステークスに中山牝馬ステークス、阪神競馬場でフィリーズレビューと、牝馬路線に花開く土日となりそうです。土曜中山競馬場で行われるアネモネステークスは、関東圏内で行われる唯一の桜花賞トライアルレースです。上位2着までに桜花賞への優先出走権が与えられます。桜花賞トライアルはほかにチューリップ賞と日曜阪神競馬場で行われるフィリーズレビューがあります。桜前線がいよいよ本格化。週末のレースが終われば、今年の牝馬クラシック戦線の色模様が形づくられることになります。

先週阪神競馬場で行われたチューリップ賞ではソウルスターリングが完勝。デビューから4連勝で主役の座を確定させました。となると、アネモネステークスにフィリーズレビューはソウルスターリング打倒を見据えてのレースとなってきます。まずはアネモネステークスですが、こちらは16頭が出走。デビューから無敗のリエノテソーロが名を連ね注目を集めています。
リエノテソーロは父スパイツタウン、母父ラングフールの血統です。デビュー戦、すずらん賞と芝で2連勝。その後エーデルワイス賞に全日本2歳優駿とダートで圧勝し、今回再び芝に戻ってのレースとなります。

今年の3歳牝馬路線は話題が多く、ソウルスターリングのほか、クイーンカップではアドマイヤミヤビが好時計で快勝。春大一番へ向けて調整が進められているほか、フランケル産駒のミスエルテも控えています。注目馬多き3歳牝馬路線に新たに無敗の1頭が加われば、さらに桜前線が楽しみになるのですがどうでしょうか？

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