きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

本番へ向けての飛翔

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日曜中山競馬場では3歳クラシック戦線を占う重要レース弥生賞が行われました。勝ったのは1番人気のカデナでした。レースはマイスタイルが1000mの通過タイム1分3秒2のペースで逃げて、カデナは後方3番手を追走。先頭から最後方まで5〜6馬身くらいの団子状態で展開し、4コーナーで大外からカデナが動き、直線で逃げ粘るマイスタイルをカデナが半馬身差交わして弥生賞制覇となりました。2着には逃げたマイスタイルが残り、3着ダンビュライト、ベストアプローチ、サトノマックスとつづいた結果となりました。

勝ったカデナは、父ディープインパクト、母父フレンチデピュティ、母はフレンチリヴィエラの血統です。半兄には京王杯スプリングカップを勝っているスズカコーズウェイがいます。5戦して3勝、2着2回。先着を許したのは新馬戦と百日草特別のみで、百日草特別で1着となったアドマイヤミヤビは次走で2月東京開催のクイーンカップを勝っています。今回単勝3.3倍でオッズの面では他馬とは横並び状態でしたが、戦ってきた相手や経験はひとつ上だったことが活かされました。

カデナは重賞2連勝。本番ではさらに飛翔を早めることができるでしょうか。

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