きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2014.5.4

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土曜東京競馬場では、ダービートライアル青葉賞が行われました。レースは、10番人気のショウナンラグーンが、ゴール寸前で1番人気のワールドインパクトをクビ差とらえて優勝。初の重賞タイトルと、ダービーへの優先出走権を手にしました。

ショウナンラグーンは、シンボリクリスエスとメジロシャレードの仔で、母のメジロシャレードはメジロドーベルの血を引く馬です。メジロドーベルは1997年のオークス馬で、古馬になってもエリザベス女王杯連覇など、G1・5勝した馬でした。当時、牝馬には女傑エアグルーヴがいて、天皇賞(秋)制覇など話題の中心となっていましたから、メジロドーベルはどうしてもエアグルーヴの下に見られがちでした。しかし1998年のエリザベス女王杯では、秋初戦で出走してきたエアグルーヴを破って優勝。2番人気の評価に一矢報いました。

そのメジロドーベルは1999年エリザベス女王杯のレースを最後に繁殖入りするも、産駒初勝利までは時間を要し、2008年に4番目の仔が新潟の2歳未勝利戦で勝利を挙げようやくメジロドーベル産駒の初勝利となりました。その初勝利をプレゼントした馬がショウナンラグーンの母メジロシャレードです。メジロシャレードは初仔で重賞馬を送り出したのですから立派です。メジロの血の伝統と歴史をぜひ産駒へ残していってください。

さて日曜は京都競馬場で天皇賞(春)が行われます。前日オッズではキズナが単勝1.6倍の1番人気で、ついでゴールドシップ5.3倍、ウインバリアシオン5.8倍、フェノーメノ14.4倍となっています。近年の天皇賞(春)は、1番人気が不振です。その流れをキズナは払拭して勝利を上げることができるでしょうか。