きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2014.5.8

ようこそいらっしゃいませ。

一昔前までのNHKマイルCはクラシック出走権のない外国産馬たちの一世一代の晴れ舞台でした。第1回のタイキフォーチュンに始まってシーキングザパール、エルコンドルパサー、シンボリインディ、イーグルカフェ、そして第6回のクロフネまで勝ち馬はすべてマル外でした。しかも極め付きの名馬が名を連ねています。クロフネの年からマル外のクラシック参戦が可能になりましたが、皮肉なことにまだ牡馬クラシックホースは出ていません。07年にローブデコルテがオークスを勝っているのですが、ウオッカもダイワスカーレットも不在の一戦でした。

さて今年のNHKマイルCはエイシンブルズアイが挑戦します。父はミスタープロスペクター系のベルグラヴィアですが、母父サイフォンはブラジル産馬という異色の母系の持ち主です。サイフォンはブラジルで4戦4勝、その後アルゼンチンを経てアメリカに渡りG1レースを2勝しています。環境に順応しながら力を付けて行ったのでしょう。ブラジル産馬というとレッドディザイアが参戦した2010年のドバイワールドCの覇者グロリアデカンペオンがいます。彼も現地に滞在して使われながら力を出す馬でした。

一口に侮ると痛い目に合う、そんなタイプが多いようです。ブルズアイも少し時計的に足りないような気もするのですが、もつれるようならラテンの血が騒ぐことにならないでしょうか。ちなみに来月開幕するサッカーのワールドカップは奇しくもブラジル開催ですね。