きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2014.5.11

ようこそいらっしゃいませ。

東京競馬場では3歳マイル王を決めるNHKマイルカップが行われます。4連勝中のミッキーアイルが2.0倍で1番人気に支持され、スプリングSの勝ち馬ロサギガンティアが8.4倍で2番人気、ファルコンS2着のサトノルパンが9.7倍で3番人気、以下、ショウナンアチーヴ10.4倍、アトム15.2倍、ホウライアキコ15.5倍とつづいています。

今年で19回目を迎えるNHKマイルカップですが、創設当時は3歳クラシックが外国産馬に開放されてなく、行き場を失った外国産馬へ向けられたレースでした。

第1回からいきなりマル外のタイキフォーチュンが1分32秒6の衝撃的な勝ちタイムで優勝。当時、東京マイルを1分33秒を切ることはまずなく、この翌週に行われた安田記念の優勝馬トロットサンダーでさえ、1分33秒1の勝ちタイムでした。第2回目以降も一線級のマル外が集結。スピードに物を言わせて内国産馬を寄せ付けない走りは、外国の超高級車が集い縦横無尽に走る博覧会のような、そんな印象もあったレースでした。

そのNHKマイルCは2000年に入り歴史が変わっていきます。優勝馬にマル外の姿がなくなっていき内国産馬が活躍。皐月賞を回避してNHKマイルCをステップにダービーを目指すケースも増えました。もともとの前身NHK杯はダービートライアルとして行われていましたから、ダービーへのステップレースという選択肢もありでしょうが、マイル王を決めるレースならば、NHKマイルCから安田記念の流れがもう少し強くでてきてもよいような気がしています。2歳から3歳にかけての距離体系が、短距離・マイル、中長距離とさらに細分化されていけば、NHKマイルCの持つ意味も変わってくるようにも思います。

今年はドバイで世界に名を挙げたジャスタウェイが安田記念に参戦を予定してますから、3歳馬との激突も見てみたい思いもあります。