きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

今日は……福永騎手の誕生日!

ようこそいらっしゃいませ。

作家の野崎昭如氏が亡くなったのが、昨年の今日。ビートたけしとたけし軍団によるフラーデー襲撃事件が起こったのが30年前の今日。これからさらに遡ること10年……1976年12月9日に誕生したのが……福永祐一騎手です。
ちなみに12月9日が誕生日という方は多く、中井貴一さんのお父様で、亡くなった映画俳優の佐田啓二さん(26年)、スーパー歌舞伎の創設者、二代目市川猿翁さん(39年)、プロ野球の落合博満さん(53年)、『笑点』6代目司会者となった春風亭昇太さん(59年)などがいらっしゃいます。

初騎乗初勝利にはじまって、4年目には、プリモディーネでGI桜花賞を制覇。その後も、エイシンプレストン、ラインクラフト、シーザリオ、ジャスタウェイ……などなど、数々の名馬をパートナーに、記憶にも記録にも残る鮮やかな勝利を挙げるなど、その活躍ぶりは、いまここで触れる必要もないほどですが、意外に知られていないのが、競馬学校時代のお話です。

1996年3月1日付で騎手免許を取得した競馬学校12期生は……柴田大知騎手と未崎騎手の双子の兄弟。高橋亮(現調教師)。古川吉洋騎手。和田竜二騎手。JRA史上初となった女性ジョッキー、牧原由貴子さん(2006年に結婚され現在は増沢由貴子さん)。田村真来さん(2001年に引退)、現在、テレビや雑誌で活躍されている細江純子さん。それに、福永祐一騎手と、落馬事故の後遺症と闘いながら、2020年の東京パラリンピック、馬場馬術での出場を目指して懸命にトレーニングに励んでいる常石勝義さんを加えた10人。“花の12期生”と呼ばれ、常石さんの奮闘を特集したテレビ番組では、同じ釜の飯を食べた友として、常石さんを応援する福永騎手の姿が映っていました。

12月3日の阪神5R、騎乗馬の故障により落馬。右鎖骨を骨折し現在は、療養中の福永祐一騎手ですが、幸いにも骨折は軽度とのこと。当馬主協会の会員はもとより、日本全国の馬主さんたちが、一日も早い復帰を待っています!

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