きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2016.11.22

楽しみ広がる2歳牡馬戦線

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先週土曜東京競馬場では2歳重賞の東京スポーツ杯2歳ステークスが行われました。勝ったのは2番人気のブレスジャーニーでした。レースはスタートからマイネルエパティカ、トラストの2頭が逃げてペースをつくり、馬群は縦長で展開。1000m通過が1分0秒6で流れ、1番人気のムーヴザワールドは後方から3頭目。その前にブレスジャーニーが位置取り直線への攻防へと入っていきました。
最終コーナーから直線では人気の各馬はいずれも先頭から10馬身以上後方、3番人気のトラストが先頭に立ちそのまま押し切るかと思われたところで、ブレスジャーニー、スワーヴリチャード、ムーヴザワールドの3頭が競り合いながら前にへと躍り出て3頭によるクビ、ハナ差の決着でした。

勝ったブレスジャーニーは父バトルプラン、母父タニノギムレット、母エルフィンパークの血統です。父のバトルプランは米G2のニューオーリンズハンデを好タイムで優勝。米G1のスティーヴンフォスターハンデキャップで本命視されるも、レース中の骨折しそれでも2着に走りきったほどの馬で、エンパイアメーカーの初年度産駒の超良血馬として日本へとやってきました。産駒の重賞勝ちはブレスジャーニーが初。そのブレスジャーニーは前走サウジアラビアロイヤルカップにつづいて重賞2連勝となりました。

それにしても最後残り150mを切ったあたりでのブレスジャーニー、スワーヴリチャード、ムーヴザワールドの3頭による叩き合いは見応えがありました。さらに成長を遂げたこの3頭による激突をクラシックの大舞台でぜひみてみたい、そんな想いも抱かせました。2歳路線は牝馬に話題が集まっていますが、牡馬もなかなか楽しみな逸材が登場しています。