きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2016.11.12

デイリー杯2歳ステークスの存在感

ようこそいらっしゃいませ。

土曜は障害レースも含めれば3つの重賞レースが行われます。土曜京都競馬場のメインはデイリー杯2歳ステークス、東京競馬場のメインは武蔵野ステークスです。

デイリー杯2歳ステークスは今年で51回目を数える歴史あるレースです。
2歳重賞といえば、JRAは2014年から2歳馬の重賞路線整備に着手。朝日杯フューチュリティステークスを中山から阪神競馬場へと移し、短距離からマイル路線の頂点として位置づけ、かわりに中山競馬場のホープフルステークスを格上げ。こちらは中距離路線の頂点としてさらなる昇格を目指す構えです。2歳馬にとり、牝馬路線の頂点として阪神ジュベナイルフィリーズ、牡馬(牝馬も出走可能ですが)にとり朝日杯フューチュリティステークス、ホープフルステークスが目標となる舞台となっています。それに合わせて2歳馬の重賞レースも新設され、2歳重賞競走も拡充されました。

そのような状況下においてのデイリー杯2歳ステークスです。
デイリー杯2歳ステークスといえば、このレースから育っていった活躍馬も多く、受験というと言いすぎかもしれませんが将来を期待されている馬がこれくらいは難なく勝ってくれよと実力を試される舞台、そんな印象を持つレースです。古くはニシノフラワーにシーキングザパール、2000年以降であればメイショウボーラー、キャプテントゥーレ、レーヴディソールらのちのG1馬がこのデイリー杯2歳ステークスを優勝しています。
今年3歳馬の一角として牽引してきたエアスピネルも、昨年このデイリー杯2歳ステークスを優勝し、朝日杯フューチュリティステークスへと向かっていきました。

2歳馬の重賞が増えてもなお、伝統あるレースの存在感だけは失われないよう、ぜひ今年もこのレースからクラシック戦線での活躍馬を送り出してもらいたいものです。