きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2016.11.7

4歳世代の逆襲

ようこそいらっしゃいませ。

日曜東京競馬場と京都競馬場で芝とダートの重賞レースが行われ、いずれも4歳馬が勝利を収めました。
東京のメイン・アルゼンチン共和国杯を勝ったのは4歳馬のシュヴァルグランでした。斤量58キロ背負い2番人気でのレース発走で、道中は6、7番手あたりを追走。直線残り200mで先頭に立とうとするモンドインテロを抜き去り、そのまま押し切っての勝利でした。
シュヴァルグランは父ハーツクライ、母父マキャベリアンの血統です。母はハルーワスウィートで半姉にはヴィクトリアマイル連覇のヴィルシーナ、ひとつ下の半妹には今年秋華賞を勝ったヴィブロスがいます。シュヴァルグランはデビュー前から期待を集めていた馬でしたが、3歳時はクラシック戦線には乗り切れず、3歳秋から実力を開花させてきました。今年春には阪神大賞典を制覇し初の重賞タイトルを手に入れ、天皇賞(春)では3着に入っています。今回のアルゼンチン共和国杯で重賞2勝目。ジャパンカップへ弾みをつける勝利となりました。

京都競馬場で行われたダート重賞のみやこステークスは、4番人気のアポロケンタッキーが中団からレースを進め、4コーナーで早めに仕掛けられ直線半ばで先頭に立ち、後ろから猛追してくる1番人気の3歳馬グレンツェントをクビ差振り切って勝利をあげました。アポロケンタッキーは父ラングフール、母父ゴーンウェストの血統です。アポロケンタッキーは今年初めから春にかけて3連勝でオープン入り。初の重賞挑戦となったシリウスステークスではわずかにおよばず3着に終わるも、今回重賞2度目の挑戦で重賞初制覇となりました。

今年は3歳馬の強さが話題となっている中、東西で4歳馬が重賞勝利を収め、4歳世代の存在感を示した週末となりました。