きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

秋の電撃王決定戦

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4回中山最終週を迎えました。4回中山競馬の締めくくりは秋のG1開幕を告げるスプリンターズステークスです。
スプリンターズステークスは今年でちょうど50回目。1967年にハンデキャップレースとして中山競馬場・芝1200mを舞台に創設されたレースで、以来、東京、新潟競馬場での代替開催はあったものの、中山1200mでスプリント路線の頂点を巡って競われているレースです。

開催時期は、1970年代は秋開催、1980年代になると春開催に移り、1990年になるとスプリント路線のしめくくりとしてG1格上げとともに有馬記念1週前となり、2000年以降はスプリント路線の整備と12月の香港スプリントへつながるレースとして秋・G1シリーズ初戦へと移りかわっています。2005年に創設された世界初の国際スプリントシリーズ「グローバルスプリントチャレンジ」の対象レースにも指定されています。

今年外国馬はイギリス・ジュライカップ (G1) 2着のスエドワに、オーストラリア重賞競走戦線で活躍しているマフータの2頭が選出されていましたが、出走を辞退。残念ながら外国馬の出走はゼロとなりましたが、それでも歴戦の古馬スプリンターに勢力拡大中の3歳馬からシュウジ、ソルヴェイグ、ブランボヌールが出走。古馬vs3歳馬の激しい電撃戦が繰り広げられそうです。

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