きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

凱旋門賞前夜【前篇】

ようこそいらっしゃいませ。

今週末は記念すべき海外馬券発売の第1弾・凱旋門賞が行われます。主催者のフランスギャロや英国ブックメーカーとは別立てで、JRA独自の単独運営の形態ですから、当然オッズの違いなどダブルスタンダード、トリプルスタンダードの弊害が起きるのは仕方がありません。例えばマカヒキの単勝は、応援馬券も半端ではないでしょうから、JRAだと2倍とか下手をすれば1倍台になりかねません。大手ブックメーカーの現在のオッズが5倍程度ですから、ファンの購買意欲に水を差しかねないことになりません。しかしこの問題を含めて、やってみなければ分からないことが山のようにあります。まずはチャレンジすることに大きな意義がありそうです。

さて、人気の一角を占めていた8戦8勝の牝馬ラクレソニエールが直前になって出走回避、同馬主同厩舎で愛チャンピオンSを快勝したアルマンゾロも2000m路線に執着して英チャンピオンSに向かう公算が高いと噂されています。英愛ダービー制覇のヨーロッパ3歳王者ハーザンドも中間にアクシデントがあり順調さを欠くと伝えられます。果たして圧倒的人気のポストポンドと日本のマカヒキの一騎打ちになるのか?この続きは明日お届けします。

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