きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

サマー2000シリーズ王者へ向けての逃走

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日曜函館競馬場では函館記念が行われました。今年で52回目の歴史を数えるレースでサマー2000シリーズの第2戦になります。今年は16頭が出走。1番人気はバイガエシで単勝4.1倍、2番人気がレッドレイヴンで単勝4.9倍、3番人気がマイネルミラノで単勝7.4倍、4番人気がネオリアリズムで単勝10.3倍、以下5番人気マテンロウボス、6番人気トーセンレーヴ、7番人気フェイマスエンド、8番人気ファントムライトとつづいてのレーススタートとなりました。

勝ったのは3番人気のマイネルミラノでした。スタートから果敢に先手を奪って稍重の馬場を1000m通過60秒ジャストで引っ張り、直線に入っても先頭は譲らずそのまま逃げ切っての勝利でした。2、3着には馬場内側を回ったケイティープライド、ツクバアズマオーが入り、上位人気のバイガエシにレッドレイヴンは後ろからのレースで最終コーナーで大外を回る形となり届かずの結果でした。

勝ったマイネルミラノは父ステイゴールド、母父ポリッシュプレセデント、母パールバーリーの血統です。昨年新潟記念でパッションダンスの2着となり、今年6月のエプソムカップではルージュバックの3着に入る走りをみせてはいましたが、今回の勝利が重賞初制覇になります。1年前の函館1800mの巴賞を勝って以来の久々の勝利となりました。サマー2000シリーズは七夕賞、函館記念と2戦を消化。8月の小倉記念に、8月21日の札幌記念、9月4日の新潟記念とレースを控えます。昨年はこの函館記念を勝ったダービーフィズが札幌記念3着でポイントを追加しサマー2000シリーズの王者となりました。今年はこれからどんな展開をみせるでしょうか。

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