きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

デルマーサラブレッドクラブ賞マリーンステークス

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日曜函館競馬場では、ダートオープン競走のマリーンステークスが行われます。今年は函館競馬場開設120周年を記念し、アメリカのリゾート競馬場であるデルマー競馬場との交換競走「デルマーサラブレッドクラブ賞マリーンステークス」として行われます。デルマー競馬場はアメリカ・カリフォルニアにある競馬場で、1937年に設立されました。太平洋にほどちかく函館競馬場と同様にスタンドから海を一望できる競馬場で、デルマーのビーチでサーフィンをしながら競馬を楽しむなど、夏場に賑わいをみせる場所です。
設立の翌年1938年には伝説の名馬シービスケットがデルマー競馬場を走り、多くの観衆が熱狂。2014年からはハリウッドダービーがデルマー競馬場で行われるようになり、今年ドバイワールドカップを制覇したカリフォルニアクロームがこのデルマーの舞台で後続をちぎって勝ち名乗りをあげました。

デルマー競馬場では、8月20日(土)に行われるデルマーハンデキャップ(G2)をJRAとの交換競走として実施予定です。

今年から海外馬券の発売が始まり、先月JRAから第1弾は10月2日の凱旋門賞に決定との発表がありました。海外馬券の対象レースは、ドバイワールドカップ、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、香港カップ、香港マイル、ブリーダーズカップクラシックなど大レースがメインですが、いずれこういう交換競走もその対象になれば交換する価値も新しい広がりをみせそうですね。

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