きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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新潟競馬場で行われたアイビスサマーダッシュは7歳馬のセイコーライコウが残り200mで先頭に立ち、そのまま押し切って重賞初制覇となりました。

セイコーライコウは今年7歳ですが、まだキャリア23戦で大きく崩れたのは3歳時の1000万下条件戦の8着と4歳時に出走したオープンレースのテレビ愛知オープン11着くらいで、残りは掲示板確保かそれに近い着順で、6勝、2着7回の成績を残していました。8着に敗れた条件戦もトップとは0.4秒差ですし、二桁着順となったテレビ愛知オープンではその後脚部不安で長期休養を余儀なくされてますから、それ以外を除けば堅実な走りを見せてきた馬でした。

セイコーライコウは父クロフネ×母父サンデーサイレンスの血統です。クロフネ産駒の短距離馬と言えば、2008年スプリンターズステークス覇者スリープレスナイトにスプリントG1秋春連覇したカレンチャンがいます。父クロフネ×母父サンデーサイレンスの組み合わせではG1馬ホエールキャプチャがいます。

セイコーライコウは直線競馬はこれで2戦2勝。新潟では6戦して4勝2着1回の成績になりました。今年のスプリンターズステークスは新潟での開催になります。得意とする舞台で、7歳馬が晩年に花を咲かせるでしょうか。秋が楽しみになってきました。

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