きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2014.8.26

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先週日曜、小倉競馬場で行われた北九州記念は、同日開催で人気馬同士の一騎打ちとなった札幌記念とはうってかわって3連単390万円馬券が飛び出す大波乱のレースとなりました。勝ったのは8番人気のリトルゲルダで、2着には先行して粘った13番人気のメイショウイザヨイ、3着には直線で17番人気のカイシュウコロンボが突っ込んできた結果でした。

このレースで重賞初制覇となったリトルゲルダは父Closing Argument、母父Buddhaの外国産馬になります。Closing Argument はインテント直系の種牡馬で現役時代はホーリーブルステークスを優勝。2005年に行われたケンタッキー・ダービーではジャコモの2着に入った馬でした。この年のケンタッキー・ダービーはベラミーロードが出走して話題を集めていた年でした。ベラミーロードはトレーニングセールで約1000万円で取引された馬でしたが、3歳3月に出走した一般戦で2着に15馬身差をつけ圧勝。ウッドメモリアルステークスでは17馬身差のトラックレコードタイの記録をたたき出し、怪物登場とケンタッキー・ダービー当日1番人気となっていました。

そのベラミーロードは7着に敗れる波乱となるわけですが、このとき勝ったジャコモは単勝51.3倍、2着のリトルゲルダの父Closing Argumentにいたっては72.6倍とさらに人気薄でした。今年の北九州記念は、父 Closing Argument の現役時代のレースをその仔リトルゲルダが形を変えて再現したかのような結果となりました。

リトルゲルダはアイビスサマーダッシュにシルクロードSと3着したときも低人気でした。今回の重賞初制覇でも評価がどこまで高まるかは未知数ですが、父がそうであったように大レースでぜひ低評価を覆す結果で周囲を驚かせてください。