きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2016.4.22

樫の玉座を目指して

ようこそいらっしゃいませ。

2カ月続いた春の中山開催は、ディーマジェスティの大外強襲による皐月賞優勝で幕を閉じました。場所は変わって今週から東京・京都で競馬がスタートします。京都で行われる天皇賞(春)をかわきりにNHKマイルカップ・ヴィクトリアマイル・オークス・日本ダービー・安田記念と6週にわたってGI が施行されるファンにとってはまさに至極の競馬開催となります。

今週の東京競馬場では、牝馬クラシック第2戦のオークスに向けてトライアルレースのフローラステークス(GII)が行われます。1~3着馬へオークスの出走権が与えられる本レースは、人気馬はもとより伏兵による好走が多く見られ、波乱の決着となることがあります。過去には2010年に同レースを制したサンテミリオンが本番のオークスも優勝しています。今年も素質馬たちが東京の芝2000mに集まります。

今回注目なのは、チェッキーノ。良血馬コディーノの全妹にあたり、馬の成長にあわせて無理のないローテーションが組まれてきました。桜花賞には参戦せず、オークスを目標にゆっくりと調整してきたそうですから、前哨戦となるフローラステークスを勝てれば、樫の女王へ一歩近づくこととなりますね。

人気を二分するのがヴィクトワールピサ産駒のパールコード。桜花賞を制覇したジュエラーと同じ父を持ちますから、ここで勝てればさらに父の名を高める結果となります。東京の芝2000mは、2コーナーまでの距離が短いため、外を回されると距離的にロスが大きく、約525mある直線での叩き合いは東京コースの見どころの一つでもあります。

本番のオークスまで約一ヶ月あまり。
桜花賞活躍組に加え、オークスを目標に戦い抜いてきた牝馬たちとの激突、そして桜花賞馬ジュエラーによる牝馬クラシック三冠への挑戦。見どころ満載ですが、まずは今週のオークストライアル フローラステークスに要注目です。