きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2016.3.11

桜舞う淑女の激突

ようこそいらっしゃいませ。

先週は皐月賞トライアルの報知杯弥生賞が行われ、ディープインパクト産駒のマカヒキが2歳王者リオンディーズとの競り合いをクビ差凌ぎ、無傷の3連勝を達成しました。3着には2馬身差、4着には7馬身差と次元の違う差し合いを見せてくれた2頭。クラシック本番での戦いが今から気になるところですね。

先週満開となった河津桜には新緑の葉が増え、濃い桃色の花びらが楽しめるのは今週いっぱいでしょう。これからソメイヨシノや枝垂れ桜のシーズンに入りますが、まだツボミの状態で花が咲くのはもう少し先になりそうです。

さて、今週の中山競馬場では、牝馬限定戦の中山牝馬ステークスが行われます。
中山競馬場と友好関係にあるローレルパーク競馬場(アメリカ メリーランド州)との親善を深めるため、1983年に創設されました。その後、2006年に春の女王決定戦としてヴィクトリアマイルが新設されたため、その前哨戦として有力な牝馬たちが集結します。

今回注目はマンハッタンカフェ産駒のルージュバック。牝馬クラシックではオークス2着、古馬との初対決となったエリザベス女王杯では僅差の4着と非凡な才能を見せています。有馬記念から約2カ月ぶりの出走となりますが、放牧先でも十分乗り込まれているとのことですから、本番での走りに期待しましょう。

対するは同じマンハッタンカフェ産駒のアースライズ。こちらも牝馬クラシック路線でオークス4着、秋華賞5着と勝ち馬からタイム差のない走りを見せ健闘していますから、古馬となってからの成長が見込まれるだけに目の離せない一頭です。

一昨年は1番人気のフーラブライドが優勝し、昨年は3番人気のバウンスシャッセが制しており、近年では比較的順当な決着が続いていますが、過去には3連単の配当が数十万円を超えるなど、伏兵による刹那の輝きが見られたりすることもあります。今後の古馬重賞路線を占う上でも重要な一戦となりますから、レースの動向に要注目です。