きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2010.12.9

ようこそいらっしゃいませ。

なんだか最近、良血馬が増えたような気がしませんか?正確にいえば“走る良血馬”が増えていると思いませんか?

たとえば今週の阪神ジュベナイルフィリーズ、兄姉全馬が非凡な潜在能力を見せたレーヴディソール、母が桜花賞馬、その姉兄にG1馬が並ぶダンスファンタジア、祖母が天皇賞、母もエリザベス女王杯連覇のアドマイヤセプター、全姉がこのレースとオークス、G1を2勝したアヴェンチュラ、印が回らないほどですが他にも、オークス馬とかスプリントG1勝ちとかの娘がいたり、もう、とにかく豪華絢爛な顔ぶれが揃っています。

いささか地味な小倉メイン・中日新聞杯にもトゥザグローリーとかザサンデーフサイチとか、ローカル開催とは思えない良血馬が登録しています。

日本競馬の成熟の証しだろうと素直に思います。生産者と調教師と馬主と、ホースマンがそれぞれの立場で考えに考え抜き行動してきた成果なのでしょう。そういう意味では牝馬が大切に扱われる時代なのかもしれません。大切に扱われるからレースでも十分に能力が発揮できる、繁殖生活を視野に入れて使われるから余力が残り、結果として良い仔が出せる、みたいな好循環なのでしょう。

生産技術にはじまって、育成、調教、レース選択などいろんな要素がバランス良く進歩しているのだと思います。名牝の仔がターフを駆けるのを見るのは楽しいものです。今週もたっぷり競馬を楽しみたいとワクワクしています。