きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

いざヴィクトリアマイルへ

ようこそいらっしゃいませ。

先週日曜、東京競馬場ではマイル重賞の東京新聞杯が行われました。
1番人気は3連勝でレースに挑んだダッシングブレイズで単勝3.0倍、2番人気は2014年の朝日杯フューチュリティステークス馬ダノンプラチナで3.9倍、3番人気はグランシルクで8.3倍、以下ダイワリベラル、スマートレイアー、エキストラエンドとつづいてのレースとなりました。

勝ったのは5番人気のスマートレイアーでした。スタートから先手を奪い逃げて1000m通過を1分0秒6のペースで引っ張ると、直線に入りそのまま後続を突き放し、最後は2着エキストラエンドに2馬身差をつけての勝利でした。

スマートレイアーは今年6歳の牝馬です。2014年の阪神牝馬ステークスを優勝。今回の勝利は2つの目重賞タイトルとなりました。
これまで後方追走、あるいは道中中団からのレースが多かったスマートレイアーでしたが、今回はこれまでのレース展開とは一転、逃げる形でのレース運びとなりました。牝馬で東京マイルといえば、古馬女王決定戦のヴィクトリアマイルが浮かび上がりますが、過去2回出走し2014年8着、昨年は10着でした。さて今年はどうでしょうか。新たな持ち味を手にしたスマートレイアーが、いざ本番でこれまでとは違ったレースを見せてくれるかもしれませんね。

×