きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

すべての道はクラシックへ

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京都競馬場で行われる3歳重賞きさらぎ賞にはサトノダイヤモンドとロイカバードが出走。新馬戦以来となる両者の激突に沸き立ちます。
サトノダイヤモンドは2億4150万円、ロイカバードは2億5200万円で市場取引された馬で、2013年のセレクトセールで高額1、2位の2頭になります。初の激突となった2歳新馬戦は5億円対決と謳われ、昨年11月の京都芝2000mで行われました。このときは重馬場をサトノダイヤモンドが好位から直線突き抜け2馬身半差をつけての完勝。勝利を上げています。

その後、両馬はそれぞれのレースに出走。サトノダイヤモンドは12月の阪神芝2000mで2着に3馬身半差をつけ勝ち星を追加すれば、ロイカバードは2歳未勝利、福寿草特別とこちらも2連勝で今回のきさらぎ賞出走となります。

それにしても、今年の3歳戦は本当に柱が多き世代だと改めて思います。
昨年暮れのホープフルステークスでは、新潟2歳ステークスで4馬身突き抜けたロードクエストとハートレーが激突し話題を集めれば、その1週前の朝日杯フューチュリティステークスではリオンディーズとエアスピネルの一騎打ちで両馬の激しい叩き合いとなりました。
そのすべての道がクラシックへとつながり、各馬がクラシックで一堂に会して激突するとなると、まだ先とはいえ期待が非常に高まってきます。

さてきさらぎ賞ですが、出走馬9頭とはいえ、サトノダイヤモンド、ロイカバード以外にもロワアブソリュー、ウルトラバロック、レプランシュなど楽しみな馬も出走しています。どんな結果となるでしょうか。

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