きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2016.1.24 父が衝撃を残した舞台で

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土曜京都では若駒ステークスが行われました。
ディープインパクトがその名を全国区に知らしめたのは、デビュー2戦目のこの若駒ステークスでした。大逃げしたテイエムヒットベを2、30馬身以上離れた最後方から追走したディープインパクトは、直線で次元の違う末脚を披露。あっという間にケイアイヘネシーを抜き去り多くのファンが度肝を抜きました。まさに「飛んだ」という表現がまさにピッタリの走りだったことを今でも覚えています。

その若駒ステークスで今年勝ったのは、衝撃を残した父ディープインパクトの血を受け継いだディープと同じ勝負服のマカヒキでした。父ディープインパクト、母父フレンチデピュティで全姉には重賞2勝馬のウリウリがいる血統です。新馬戦から素質の高さをみせ、2戦目となった今回の若駒ステークスでは1000m通過が1分3秒4とゆったりとした流れの中、後方3頭眼を追走し、残り200mから追い出され逃げこみを図るノーブルマーズをゴール手前で差し切っての勝利でした。上がりタイムは32秒6の最速タイムで、また1頭期待馬がクラシック戦線へ歩み出たレースとなりました。

日曜は中山競馬場でアメリカジョッキークラブカップ、中京競馬場では東海ステークスの2つの重賞レースが予定されています。
天気予報では各地に雪マークが見え隠れしています。競馬場へお出かけの際は開催情報をご確認の上でお願いいたします。

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