きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ステキな重賞プレゼント

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月曜(祝)、中山競馬場で行われた3歳牝馬重賞のフェアリーステークスは3番人気のビービーバーレルがスタートから先手を奪って、そのまま逃げ切り重賞初制覇となりました。1000m通過が59秒6のタイムで道中をひっぱり、最後の直線では内から迫るダイワドレッサーを1馬身3/4差振り切っての逃げ切り勝ちでした。
1番人気のリセエンヌは後方から追い上げるも届かず7着、2番人気のシーブリーズラブは直線でごちゃついた影響もあり15着の結果でした。

勝ったビービーバーレルは美浦の中舘英二厩舎の馬です。中舘調教師といえば、現役時代はハナを奪って逃げを得意とした騎手でした。古くはツインターボでファンを沸かせ、2007年にはスプリンターズステークスでアストンマーチャンに鞍上し、スタートから果敢に逃げてG1馬へと導いています。昨年1月に騎手を引退。調教師となり、今回のフェブラリーステークスが初の重賞勝利となりました。逃げたビービーバーレルが中舘調教師に重賞プレゼントと、なんともステキな重賞レースになりました。

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