きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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競馬事始めの5日、中山競馬場では3歳オープンジュニアカップが行われます。このジュニアカップは、過去名馬が歩んだレースでもあります。

1997年4番人気でレースを迎えたサニーブライアンは、その後のクラシックにつながる逃げ切りでこのレースを制しています。

翌1998年、その年の皐月賞と菊花賞を制したセイウンスカイが、後続に5馬身差をつけ強いレースを魅せたのもこのレースでした。

2005年に逃げるアドマイヤカリブをハナ差でとらえたキンシャサノキセキは、高松宮記念を連覇するなどスプリント路線で時代を築いています。

2008年の覇者スマートファルコンは、ダート路線に切り替えて以降、数々の記録を塗り替える快進撃を続けました。

2011年、このレースで2着となったロードカナロアは昨年スプリンターズS、また日本馬として初の香港スプリントを制し、日本を代表する名馬にまで昇りつめました。

さて今年のジュニアカップに出走する3歳の若駒は、その後、どのような活躍を魅せてくれるのでしょうか。

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