きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

今週も牝馬

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日曜、中京競馬場ではダートG1のチャンピオンズカップが行われました。かつてのジャパンカップダートで、チャンピオンズカップに名称を変更し中京競馬場に移ってから今年で2回目のレースです。
今年のレースは、前をいく王者コパノリッキーに、後ろから追撃の構えのノンコノユメ、2頭の間に入って攻めを伺うホッコータルマエと、個性がはっきりと異なる王者が激突とあってレース前のオッズではこの3頭に人気が集中。いずれも3倍台のオッズとなり、「三強対決」あるいは「世代交代」の見出しが踊ったレース前の様相となりました。

しかし勝ったのは12番人気の6歳牝馬サンビスタでした。サンビスタは昨年のJBCレディスクラシックを勝つなどダート牝馬路線では女王の座を歩んでいる馬で、昨年のチャンピオンズカップでは4着に入っていたものの、今回牡馬相手の重賞制覇はこれが初。16回を数えるレースの歴史上でも初の牝馬による戴冠となりました。サンビスタは当初、昨年度いっぱいでの引退予定を関係者の厚意によって現役続行となった経緯がある馬です。その恩に応える形で見事な戴冠となりました。

1番人気だったコパノリッキーは7着、2番人気のホッコータルマエは5着、3番人気だったノンコノユメは馬場最内から末脚を使うも届かず2着でした。コパノリッキーは前走よりもペースが上がったことが響いた形となり、ホッコータルマエは4コーナー手前から仕掛けて2番手に持ち出しコパノリッキーに並びかけていったことが仇になった結果となったようです。

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