きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

迎え討つ世界の強豪馬

ようこそいらっしゃいませ。

今週は2ヶ月続いた東京開催最終週でもあり、世界の強豪馬が集結するジャパンカップ開催週でもあります。1981年に創設され、世界の強豪馬と白熱のバトルを繰り広げてきました。創設当初は海外馬の実力に押されて劣勢でしたが、近年では9年連続で日本馬が優勝し、海外馬を圧倒しています。

今年も4頭の海外馬が招待馬として参戦しますから、日本馬との戦いを見ていきましょう。

日本馬の10連覇がかかる今回、注目はやはりラブリーデイでしょう。上半期グランプリの宝塚記念を制し、今秋の天皇賞(秋)を快勝した実力は参戦馬の中でも一歩リードしていると言えるでしょう。力のいる馬場でも実力を発揮できるタイプで、馬場コンディションに注文がつかないのは大きな強みですね。

対するは自身のG1勝星を6勝とし、G1の最前線で活躍を続けるゴールドシップです。天皇賞(春)を優勝後、調子を落としているようですが、着実に調子は上向きになっていますから、古豪の復活に期待しましょう。

他にもデビューから7戦4勝連対率100%をほこる二冠馬ミッキークイーンや切れ味するどい末脚が武器のショウナンパンドラ、更に海外招待馬ら4頭の一流馬が参戦します。

紅葉彩る東京競馬場でアルカセット以来の海外馬による戴冠となるか、または開催国の威厳を保つ日本馬による10連覇達成となるか。見逃せないビッグレースとなりそうです!!

×