きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今週は14日の大雪で延期となった京成杯(GIII)が21日に代替競馬として開催されます。

本レースは芝2000mの皐月賞と同じ舞台で施行されることから、クラシックレースへ向けて重要な競走となっていますね。

近年の勝馬を振り返ると、2010年のエイシンフラッシュは同年の日本ダービーを勝ち、2007年のサンツエッペリンは皐月賞2着、2005年のアドマイヤジャパンは菊花賞2着など、その後のクラシック路線を賑わせる活躍をしています。

また、同レースにおいて好成績を残した競走馬も活躍が目立っていますね。2009年2着のナカヤマフェスタは2010年の宝塚記念を制し、国際GI凱旋門賞で頭差の2着。2004年3着のキングカメハメハは同年のダービー馬となりました。

今週の出走予定馬では、父ダイワメジャー・母シルクプリマドンナと両親共にGⅠ馬という良血馬フラムドグロワール。2012年サイアーランキング1位のディープインパクト産駒からはデビュー戦で見事な末脚を披露し、素質の高さを証明したリグヴェーダ。全兄にGⅠ3勝のドリームジャーニー、クラシック3冠と古馬を相手に有馬記念を優勝したオルフェーヴルを持つ良血馬リヤンドファミユ。2002年の弥生賞をはじめ、重賞7勝を挙げたバランスオブゲームを半兄に持つフェイムゲームなど、これらの素質馬の中からダービー馬や今後のGⅠ戦線を賑わす競走馬が現れる可能性は十分にありますね。

クラシック1戦目の皐月賞まで3ヶ月。7,111頭の若駒たちの戦いを見守っていきましょう。

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