きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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昨日の京都、若駒Sをリヤンドファミュが勝ちました。ご存じディープインパクトが制した出世レースです。ところが、さぁクラシックと思った矢先に管骨骨折の発表、ちょっと長くかかるのかもしれません。残念ですが秋の復活に期待するしかなさそうです。

それにしてもお母さんのオリエンタルアートは凄いです。産駒7頭がデビューして6頭が勝ち上がり、良く知られているように長男ドリームジャーニー、三男オルフェーヴルの兄弟でG1を8勝しています。ダイワメジャー・スカーレット兄妹でG1を9勝しているスカーレットブーケの日本記録に迫る勢いですね。

産駒のG1勝ちが8勝というのは、戦中から戦後にかけて、日本最初の三冠馬セントライト、皐月賞などのクリヒカリ、皐月賞、菊花賞の二冠を制したトサミドリなどを輩出したフリッパンシーまで遡らなければなりません。オリエンタルアートは日本競馬史上に輝く名繁殖牝馬です。

さて、トサミドリは種牡馬としても大成功し、一昨年フジキセキに抜かれるまで半世紀以上にわたって、内国産種牡馬のJRA勝利数トップの座を守り抜きました。ダイワメジャーもコンスタントに勝ち馬を量産しています。オリエンタルアート産駒にはこの面でも期待がかかります。

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