きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

栄光のクラシックに向けて

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5日(土)の札幌競馬場では、2歳の若駒による札幌2歳ステークスが行われました。札幌2歳ステークスといえば、2008年に日本ダービーを制したロジユニヴァースや2011年に2着と好走したゴールドシップが皐月賞、菊花賞の二冠を達成するなどクラシックへの登竜門的なレースとなっています。他にもジャングルポケットやアドマイヤムーン、レッドリヴェールなどのGⅠホースの名が歴代優勝馬の中に並びます。

未来のクラシック候補生が集結した今回、ライバルたちより一歩リードしたのはハーツクライ産駒のアドマイヤエイカンでした。
後方からレースをすすめると、3コーナーから徐々に進出し、直線入り口で先頭集団に並びかけ、前を行くプロフェットをわずかハナ差とらえての重賞初制覇となりました。ハーツクライ産駒としては今年3月の中山記念以来の重賞勝利です。伯母に重賞4勝のフサイチエアデールがいる良血馬ですから今後の活躍が非常に楽しみになりそうですね。
2着のプロフェットも敗れたとはいえ、わずかハナの差ですから、アドマイヤエイカン同様、今後の成長に期待ですね、

6日(日)の今日は新潟でサマー2000シリーズ最終戦の新潟記念がありますし、小倉では小倉2歳ステークスが行われます。夏競馬のラストを飾る重賞競走の行く末に注目しましょう。

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