きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。

関東では春一番が吹き、気温も上昇して春らしくなってきましたね。

馬産地では2013年度産駒が続々と生まれているようです。とりわけ話題となっているのが、2011年ドバイワールドカップ優勝馬で2010年JRA賞最優秀3歳牡馬、2011年同最優秀4歳以上牡馬となったヴィクトワールピサの初年度産駒です。

ヴィクトワールピサはデビュー2戦目から5連勝で皐月賞を制覇し、同年暮れの大一番、有馬記念では当時の女王ブエナビスタの猛追を退けて優勝。4歳時には日本調教馬初となるドバイワールドカップに優勝するなど、数々の感動を与えてくれました。

引退後は社台スタリオンステーションにて種牡馬となり、初年度は150頭の牝馬に配合されました。

話題の初年度産駒ですが、追分ファームで生まれた母ワイの牡馬だそうです。

母父はエプソムダービー・愛ダービー・キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスとG1競走3勝のガリレオ。近親には凱旋門賞を含むG1競走6勝のシーザスターズやデビューから無敗の14連勝(G1は10勝)を達成した怪物フランケルもいます。

産駒たちのデビューは2年後の2015年です。彼らが元気にすくすく成長し、その成長した姿を見せてくれるまで温かく見守っていましょう。

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