きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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桜花賞トライアルのフィリーズレビューは、直線で馬群を割いて末脚を伸ばしたメイショウマンボが2着のナンシーシャインに1馬身1/4差をつけ桜の舞台へ名乗りをあげました。1番人気に支持されたサンブルエミューズは直線で伸びを欠き11着、2番人気のサウンドリアーナは7着の結果となりました。

メイショウマンボの祖母メイショウアヤメは新馬戦で逃げ切ってデビューを飾ると、つづく2戦目のフェニックス賞では2着に9馬身差をつける快走劇を演じ、このレースでも2着に入る走りを魅せていました。父スズカマンボはサンデーサイレンス直仔で、良血を背に大物感あふれる存在感で期待を集めていた馬でした。3歳時こそクラシック無冠に終わるも、4歳になりその才能は開花。春の天皇賞で激走し戴冠を手にしています。

これで桜花賞へ向けた3つのトライアルレースが終わりました。

チューリップ賞からは、 * クロフネサプライズ(父・クロフネ) * ウインプリメーラ(父・ステイゴールド) * アユサン(父・ディープインパクト)アネモネステークスからは、 * クラウンロゼ(父・ロサード) * ジーニマジック(父・ダイワメジャー)フィリーズレビューからは * メイショウマンボ(父・スズカマンボ) * ナンシーシャイン(父・ブラックタキシード) * ティズトレメンダス(父・ティズワンダフル)がそれぞれ桜の舞台に名乗りをあげました。今年は父の名を並べただけでも話題豊富な桜花賞になりそうです。

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