きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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巷では桜が満開となりお花見シーズン到来となりましたが、中山競馬場でも約400本のソメイヨシノが満開となり、競馬に花を添えています。

さて、今週は中長距離路線に身を置く古馬たちにとって、阪神大賞典・日経賞に次ぐ、前哨戦第3弾の産経大阪杯が予定されています。

春の古馬G1路線は天皇賞(春)を皮切りにヴィクトリアマイル・安田記念・宝塚記念と多岐にわたるレースが施行されます。距離やコースが異なる故に大阪杯に出走する競走馬はバラエティーに富み、非常にハイレベルな競走になります。今年はG1ホース3頭を含む豪華なメンバーが揃い、見逃せない一戦です。

今回スターホースが揃う一線級の出走馬の中で、本レースが始動戦となるオルフェーヴルの存在は別格でしょうね。世界最高峰「凱旋門賞」の惜敗、そして昨秋のジャパンCのハナ差2着の悔しさを胸に、この復帰戦から王者復活が望まれます。

対するは昨年秋、7年ぶりの天覧競馬が行われた天皇賞(秋)で名手M.デムーロ騎手を背に2010年のダービー以来となる復活劇を演じたエイシンフラッシュ。

桜花賞・オークス・秋華賞といずれも三冠牝馬ジェンティルドンナの2着後塵を拝したヴィルシーナですが、ジェンティルドンナが年度代表馬に選出されたことで、ヴィルシーナの強さも証明されたと言っていいでしょう。秋華賞ではハナ差の決着だっただけに紙一重。G1戴冠への勝利に渇望しているのは彼女かもしれませんね。

他にも芝の2000mで好成績のダークシャドウや2009年の2歳王者ローズキングダムなど実力馬が出走予定です。

春のG1戦線へ向けて火花散る戦いに注目しましょう!

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