きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2010.12.20

ようこそいらっしゃいませ。

毎年、朝日杯フュチュリティSの季節になると思うのは、中山1600mというコース形態のことです。

スタートしてすぐに緩やかなカーブが続く2コーナーに入るため、外枠の馬は非常に厳しいレースを強いられることになります。枠番でいえば6枠、馬番でいうなら12番より内でないと馬券の対象にならないというのが近年の傾向になっています。

競馬をギャンブルと見てもスポーツと考えても、いずれにせよ“公平”と“公正”が前提条件になります。キツい言い方をすればギャンブルとしてもスポーツとしても中山1600mというコース形態は欠格しています。馬券的にはあらかじめ4頭くらいが排除されているのと同じで、売上げが上がらないのも当然でしょう。

本質的にはコース改修しかないのでしょうね。阪神1600mは改修で見違えるほどフェアなコースになりました。しかし改修事業というのは莫大なお金がかかります。そう簡単に右から左というわけにもいかないでしょう。

となれば暫定的に頭数削減も考えなくてはいけないでしょう。国際的な基幹距離である1600mの距離にこだわるなら、データ的には12頭がマックスだろうなという気がします。もちろん馬主さんは出走機会が減るわけですし、とくにG1であれば経済的事情だけで片がつきません。調教師や騎手にとっても、ある種の死活問題です。

外野席が無責任にあれこれいえることではないでしょうが、売上げ向上ということも含めて面白くて楽しい競馬を実現するために、皆が知恵を絞りたい課題だろうと思います。