きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

セレクトセール2015 初日

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13日、日本競走馬協会主催のセレクトセールが北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われました。
毎年注目度が高いセリ市で、13日の開催初日は1歳馬244頭(うち欠場6頭)が上場。話題多い馬が続々と登場し、セリを賑わせました。

最初の1億円超えはキングスローズの2014(父はディープインパクト)でした。開始価格6000万円からスタートし直後に1億円の声で最終的には1億9500万円で落札。キングスローズはニュージーランドで3歳時に牝馬チャンピオンに君臨した牝馬で現役時代は1400mから2000mを中心に走った馬で、父系には日本でも活躍馬を送り出したデインヒルの血も入ってます。今回落札された牡馬が初仔で、中距離路線で将来を担っていきそうな楽しみがある血統です。

1億円超えはディープインパクト産駒を中心に以後続々登場。
現役時代に仏オークスになど欧州のG1を3勝し全欧の3歳チャンピオンにもなったサラフィナの仔、サラフィナの2014(父ディープインパクト)には1億6000万円の値がつけば、サトノクラウンの半弟ジョコンダ2の2014は2億3500万円での落札、現役時代に英G1・ヨークシャーオークスなど欧州G1 3勝したラッシュラッシーズの牡馬ラッシュラッシーズの2014(父ディープインパクト)は2億3000万円、現役時代米G1を2勝のシャンパンドーロの2014も2億3000万円、米G1 2勝した名牝コンテスティッドの2014(父ディープインパクト)は1億1000万円をつけました。

また上場馬にはサトノクラウンだけでなく、ミッキーアイルの半弟にベストウォーリアの半弟、エアメサイアの半妹に、米ベルモントステークス覇者パレスマリスの半弟、今年ダービー2着のサトノラーゼンの半弟も登場。つぎつぎと落札されていきました。

2日目の14日は当歳馬が上場。オルフェーヴルの仔も登場し、さらに話題を集めそうです。

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