きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2013.4.2

ようこそいらっしゃいませ。

時に二桁人気馬が激走し大波乱でファンを感嘆とさせるダービー卿チャレンジトロフィーですが、今年は人気馬が上位に入り配当面でも落ち着いた決着となりました。

勝ち馬は4歳馬トウケイヘイローで、2番手でレースを進め先行勢が後退する中そのまま押し切り重賞初制覇を飾りました。トウケイヘイローの父ゴールドヘイローは1999年に大井競馬場でデビュー。地方競馬場を舞台に活躍した馬でした。父サンデーサイレンスに母の父シーキングザゴールドで、半兄には函館記念覇者ロードプラチナム、近親に仏ダービー馬カーリアンがいる血統で8戦して5勝。勝つときは圧勝で素質の高さを魅せるも、局部不安に悩まされ2001年のレースを最後に引退、2004年から種牡馬となります。

2005年には85頭、2006年には90頭の種付けを行ったゴールドヘイローは、産駒が抜群の勝ちあがり率で勝利を収め、2008年にはNAR2歳チャンピオンサイアーに輝きました。

トウケイヘイローはゴールドヘイロー種牡馬5年目の産駒になります。地方競馬で重賞馬を出してきたゴールドヘイローにとって、トウケイヘイローのダービー卿チャレンジトロフィーの勝利は中央競馬初の重賞タイトル獲得となりました。

これまで100頭前後の種付けをしてきたゴールドヘイローはここ2年は25頭、12頭となっています。数多いサンデーサイレンス直仔の種牡馬の中で、異なる道でゴールドヘイローはその血を残し続けてきました。

3歳時は力を発揮できずにいたトウケイヘイローですが、4歳になり2連勝で重賞制覇。他のSS系種牡馬の前に隠れていたゴールドヘイローの血をさらに輝かせてください。