きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2013.4.28

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それにしても今年の天皇賞(春)は、4歳馬ゴールドシップの一本かぶりの人気となりました。有馬記念につづくG1制覇を狙っての出走で、今年初戦の阪神大賞典では後方でレースを進め3コーナーからのまくりで全馬ねじ伏せる圧巻の走りで、天皇賞(春)に乗り込んできました。

ゴールドシップのスタミナにはレースを見るたびに驚かされます。スタートの出がよくないのは前からのことながら、レースを最後方から余裕を持って追走し、3コーナーから勝負をかけるロングスパートは尽きることのないスタミナがなせる技でしょう。

天皇賞(春)でのロングスパートといえば、2006年にディープインパクトが魅せた走りが思い出されます。最後方でレースを進めたディープインパクトは、残り1000mから仕掛け13頭ごぼう抜き、上がり33秒5でレコードタイム更新と、周囲がただただ感嘆とするばかりの脅威の走りを披露しました。今年ゴールドシップはどんな走りを魅せてくれるのでしょうか。

ゴールドシップと同じく同世代のフェノーメノは、前売りでは6.8倍とやや差をつけられた2番人気になっています。ゴールドシップとは過去ダービーで1度だけ顔を合わせています。そのときは、ゴールドシップよりも前々でレースを進めたフェノーメノが先着。後ろから追い込んだゴールドシップは、前を走るフェノーメノを捉えきることはできませんでした。

その後、別路線を歩んだ両雄が今回2度目の激突を迎えます。おそらく両者の展開はダービーのときと同様でしょう。先行するフェノーメノに、ロングスパートでゴールドシップが猛追。ゴール前の攻防はどのような結末を迎えるのでしょうか。