きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2015.5.1

新緑映える淀の舞台

ようこそいらっしゃいませ。

今週の天皇賞(春)を皮切りに安田記念までG1競走が6週にわたり連続開催されます。
中央競馬の最高舞台であるGⅠ競走を毎週観戦できることは競馬ファンにとっては夢のような6週間になりそうですね。6週間のG1ウィーク初戦を飾るのは、新緑映える京都競馬場を舞台に歴戦のステイヤーたちが激突する天皇賞(春)です。天皇賞(春)は京都の芝3200mを舞台に古馬にとって最高の栄誉を懸けて行われるレースで、1905年に横浜の日本レースクラブが明治天皇より「菊花御紋付銀製花盛器」を下賜されたのをきっかけに「エンペラーズカップ」を創設、天皇賞の前身となりました。JRAの平地G1で最長距離を誇るレースとなり、豊富なスタミナが必要となるだけでなく、3200mもの距離を走破する馬を御する力や仕掛けのタイミングなど騎手の力量も勝敗を決める重要な要素になっています。

今回2頭のG1ホースがエントリーする中、注目を集めるのが重賞2連勝中の4歳馬アドマイヤデウス。日経新春杯・日経賞とG2競走を2連勝し、一気に中・長距離戦線の主役候補となった能力は侮れませんね。兄弟に99年の日本ダービーを勝ったアドマイヤベガもいますから初G1制覇の夢に向けて期待が大きく膨らみます。

強力な上り馬を相手にG1ウイナーの貫録を示すべく、前走の阪神大賞典を圧勝したゴールドシップ、骨折から復帰し、リベンジに燃えるキズナにとっても負けられない戦いとなるのは間違いなさそうです。
また、2013、2014年と同レース2連覇を達成し、前人未到の3連覇を期待されていたフェノーメノですが、調教後、右前脚の繫靭帯炎を発症し、無念の回避となりました。大記録へ向けて調整が進んでいただけに非常に残念ですが、一刻も早い回復とターフへの復帰を願うばかりです。