【第4回】魅力ある馬を育てていって競馬に手助けしたいですね
お笑い芸人のキャプテン渡辺です。趣味は競馬にパチスロ、麻雀とギャンブル三昧。土曜テレビ東京系列で放送中の『ウイニング競馬』にも出演中! こんなわたくしでもいつか馬主になってダービー制覇したい!有馬記念を勝ちたい!ということで始まりました『キャプテン渡辺のウィナーズサークル』。

ゲストは(有)サンデーレーシング 吉田俊介代表。今回は競馬への夢や目標などの話題を中心に伺いました。

馬ってデビューするまでが
とても難しいですよね(渡辺)

「馬ってデビューするまでがとても難しいですよね」(渡辺)
「以前と比較すると、デビューできない馬は、だいぶ減りました」(吉田)

渡辺:POGやっていて感じるんですが、馬って走って結果を出すこと以前に、デビューするまでがとても難しいですよね。

吉田:そうですね。デビューできない馬もいますからね。

渡辺:もし仮にボクが血反吐を吐いて払った一口250万円の馬が、デビューできずに終わったらとても悲しいです。

吉田:以前と比較すると、デビューできない馬は、だいぶ減りました。ただ、全部の馬をデビューさせたいと懸命に努力しても、それでもデビューまでいかずに終わる馬もいます。

渡辺:せめて、デビューはしてほしいですよね。

吉田:そうですね。まずはデビューで、その次の段階でどういう走りをしてくれるかということになると思います。

渡辺:そう考えると、走る馬との巡り合いって難しそう。

吉田:馬は同じ勝負服で走ってますが、出資されている会員の方はそれぞれ異なります。そういう意味では、すべての馬を勝たせてあげたいのですが、すべての馬を勝たせることはできません。ただずっと一口を続けていただければ、いつか走る馬と巡り合える時がくるのではないかと思います。実際、募集馬の中からアルアイン、アエロリットといったG1馬が出てきているわけですから。

凱旋門賞を勝ちたいですね(吉田代表)

「話は変わって、夢や目標ってありますか?」(渡辺)
「凱旋門賞を勝ちたいですね」(吉田)

渡辺:話は変わって、夢や目標ってありますか?

吉田:サンデーレーシングとしての目標はクラブ法人の中でトップになることです。昨年はキャロットさんが1位でうちが2位でしたから。

渡辺:なかなか、ボクらはそういう図式で見れないところもあったりです(笑)。

吉田:いえ、本気でそう思ってますよ。うちの馬も頑張っているし、キャロットさんの馬も頑張っています。頑張っている者同士が競い合っている中で、皐月賞を勝てたわけですからよけい嬉しかったですよ。

渡辺:生産が同じ馬同士の闘いって、あまりピンとこないところもありますが、そうなんですね。

吉田:あと凱旋門賞を勝ちたいですね。

渡辺:凱旋門賞も凄いと思うんですが、ボクは有馬記念にこだわっていて。有馬をゆくゆくは世界最強馬決定戦くらいに盛り上げてほしいんですよ。吉田代表じゃなくJRAに言えよって話しですが(笑)。

吉田:かつては、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念というローテーションで使えました。でも最近は1戦1戦のレースの消耗度も激しくなってきていて。その上でしっかりと馬を仕上げないと、結果がでないという状況です。だから秋に3つのG1全部を使える馬が少なくなってきています。2カ月間、いい状態を保つことは難しくなってきました。

渡辺:以前はさらに秋に前哨戦も使ってからでしたよね。

吉田:その中でどのレースを選んでいくかにもなっていますよね。でも有馬記念は出走奨励金ができてから変わりましたね。それまでフルゲートにならない年もありました。勝負にならない馬は、あと10日待てば金杯があるからそっちに行こうか、という時期がありました。でも出走奨励金ができて、いまは有馬記念に出走させたいなという風潮になってきていると思います。そこはよかったなと思いますね。

渡辺:俊介代表が好きなレースってありますか?

吉田:それって有馬記念、って言わせたい流れですか(笑)。有馬記念にジャパンカップも好きですよ。ジャパンカップは子どものときから見ていますから、あれはあれで興奮しますね。

渡辺:最近、海外からいい馬がこなくなってますね。

吉田:あの馬が来るんだ、この馬が来るんだというワクワク感は大事だと思います。1回目のジャパンカップで言うならメアジードーツとかですね。祖父のアンバーシャダイも海外馬に思いっきり負かされましたし。

渡辺:ボクが見始めたころは、ランドとかピルサドスキーでしたね。

吉田:シングスピールも来ましたね。いろんな国の馬が来て、興奮しましたね。それもあってか、いまでもジャパンカップというとどこか興奮しますよ。

魅力ある馬を育てていって
競馬に手助けしたいですね(吉田代表)

「魅力ある馬を育てていって競馬に手助けしたいですね」(吉田)

渡辺:そろそろまとめなんですが、吉田代表が思う、ファンを増やすためにこうしてほしい、あるいはしたいことってありますか?

吉田:馬券の楽しみ方とは違いますが、私が仕事としてできることといったら、魅力ある馬を育てて競馬に出走させていくことだと思います。最近だとキタサンブラックを見て、お客さんを呼べる馬って出るんだなってあらためて思いました。普段競馬を見ない人が興味を持ってくださっていますし。新聞での取り上げられ方も違います。いかに魅力ある馬を競馬界に送り出せるかですね。それが私たちの仕事でもありますし。

渡辺:なるほど。

吉田:あとは、やっぱり自分たちの関わっている馬が活躍してくれることが喜びです。それで会員の皆さんや馬主の皆さんが喜んでくださるのが、本当にうれしいです。

渡辺:その魅力ある馬を、こっそりボクに教えてください(笑)。

吉田:カタログ持ってくればよかったかな…。

渡辺:それって勧誘ですか(笑)。


(有)サンデーレーシング 吉田俊介代表へのインタビューは今回で終了です。
次回のゲストは菊沢隆徳調教師です。


(有)サンデーレーシング 吉田俊介代表:1974年4月生まれ。慶応大学卒業後、ノーザンファームに入社。ノーザンファーム空港牧場の場長をへて、現在はノーザンファーム副代表。(有)サンデーレーシング代表も兼任。
キャプテン渡辺:1975年10月生まれ。お笑い芸人。競馬、競輪、パチンコ、パチスロは趣味の域を超えていまや生活の一部に。特技は関節技。2015年度の船橋競馬場のイメージキャラクターを務める。現在テレビ東京系列で放送中の『ウイニング競馬』にレギュラー出演中。