【第2回】 馬券は投資なんです、ギャンブルとは違う
お笑い芸人のキャプテン渡辺です。趣味は競馬にパチスロ、麻雀とギャンブル三昧。土曜テレビ東京系列で放送中の『ウイニング競馬』にも出演中! こんなわたくしでもいつか馬主になってダービー制覇したい!有馬記念を勝ちたい!ということで始まりました『キャプテン渡辺のウィナーズサークル』。

ゲストは最近馬券を的中しまくっているというゴルゴ松本さん。今回はゴルゴ松本流馬券術に迫ります。

ボクは3着までのワイドや
3連複で軸を決めて流す
あとはヒモだけのボックス馬券(ゴルゴ)

「競馬は投資なんですよ。ギャンブルとは違う」(ゴルゴ)

渡辺:ゴルゴさんの馬券を買うときのスタンスってどういう感じですか?

ゴルゴ:競馬の馬券はね、買った馬が3着までくればいいんですよ。皆さん、単勝で勝負するかもしれない。複勝もあるけど額が小さい。働いて得た大事なお金を投資するわけで。競馬は投資なんですよ。ギャンブルとは違う。増やそうとする気持ちで馬券を買うので、ボクは3着までのワイドや3連複で軸を決めて流すのと、ヒモだけのワイドや3連複のボックス。このスタンスで、ドバイの海外馬券ではヴィブロスでひと儲けしました。

渡辺:馬券でプラスになっているんですか?

ゴルゴ:なってると思うよ。土曜日の生放送で競馬番組に出ている、あの芸人さんとは違うから(笑)。

渡辺:その芸人さんは誰ですかね。ハハハ(笑)。

ゴルゴ:あの2人とは違いますから(笑)。あれは、テレビに巻き込まれている買い方ですから。私から言わせてもらえれば。

渡辺:いや、あの、あれはほんと言い訳じゃないんですけど。テレビを意識した買い方なんです。たしかに。ゴルゴさんがいま言った買い方って、点数多くなるじゃないですか。それがテレビの前だとできないんですよ。

ゴルゴ:ジャンポケの斉藤が、1点5000円とか1万円とか買うようになって、あれが浸透しちゃったからよけいだよね。

渡辺:そうなんです。

ゴルゴ:ボクの考えでは、ワイド1点500円で、7頭、8頭選んでボックスで買うんですよ。そうすれば28点。総額1万4000円。それを転がしていく。1頭、2頭は人気馬であとは全部穴馬。新人騎手だとか、江田照さんだとか。野中穴太郎だとか。穴太郎って呼んでいるんだけど。野中騎手は新潟で700万円くらいの馬券を出しているんですよ。そういう穴っぽい騎手を絡めていく。先週はそれで結構当てたよ。

渡辺:なるほど。

ゴルゴ:資金が増えたら購入金額を上げていく。

渡辺:でも、わかっていただけると思うんですが、そんな買い方つまんないって言われちゃんですよ。

ゴルゴ:誰がつまんないっていうの?

渡辺:視聴者が。ボクがワイド当たったって喜んでも絵的にはつまらない。

ゴルゴ:じゃぁ、ワイドに1点3万円いけばいいじゃん。買い方だから。単勝なんて来る確率少ないんだぜ。わかる?

渡辺:そうですけど…。

ゴルゴ:複勝なんてやっていたって家建たないぜ。1億円賭けられる人が家建てられるんだぜ。

渡辺:その1億円で家買えよって話しですけど(笑)。

ゴルゴ:そうなんだよ!(笑) だけど夢があるじゃない。ロマンとか。信じたいわけじゃない、その日の運とか(笑)。

渡辺:たしかにゴルゴさんの考えが正しいんですよ。それはわかってるんですが。

ゴルゴ:競馬は長く遊べなきゃいけないからね。お金がなくなって惨めになるやり方しちゃいかんのですよ。ギャンブルでなくて、人生の中の1ページとして遊ばなきゃ。だから絶対無理しちゃダメ。

ボクはその日のうちに
5000円を10万円にしたい(渡辺)

「ボクは5000円を10万円にしたいんですよ」(渡辺)

渡辺:ボクは5000円を10万円にしたいんですよ。その日のうちに。

ゴルゴ:できるよ。できる。1、2、3番人気でめったに決まらないじゃん。ちょっとまって。いま中山の第2レース買っているから。穴絡めてさ。

渡辺:…。

ゴルゴ:…。

渡辺:1、2、3番人気の固い決着ですね…。

ゴルゴ:ま、ま、ま。こういう固いレースでもワイドで買っていればゼロにはなっていないんですよ。賭けたお金の10分の1になっても、なんとも思わない気持ちでやりつづけないといけない。持ち金が減ったら投資する額を減らせばいいんですよ。逆に資金が増えれば増やせばいい。5000円が資金なら絶対ワイドがいいよ。軸を決めてそこから流していく。増えたら、2000円ずつとか金額を増やしていく。軸で迷うときはボックスにするとか。

渡辺:ゴルゴさんの考えはギャンブルを線で捉えた考え方ですよね。パチンコとかパチスロも線で捉えないと勝てないのはすごくわかっている。でも競馬だけは点で捉えてしまうんですよ。今日この日、オレは30万円勝ちたいとか。1年のトータルで50万円ほしいじゃなくて、今日50万円ほしいで競馬をしているからそれが結果惨敗につながっているんですよね。

ゴルゴ:敗因わかっているなら、その敗因の逆をいくのが大事だよね。スポーツでもそうだよ。

渡辺:馬券的には夢と共存した馬券を買いたいじゃないですか。

ゴルゴ:でもお金は減るよね。大事なお金ですから。土曜日のテレ東の番組のギャラ、毎回使ってみ。

渡辺:余裕でマイナスですよ。

ゴルゴ:とにかくボクはお金を減らさない方法でやってます。いまフラワーカップでの2、3着のワイド8000円くらいのをとってから始まり、その後、日経賞でゴールドアクターとディーマジェスティ外したボックスのワイドで当てたりして。保険としてヒモボックスを必ず買う。そうすると今まで負けていたようながっかりすることも減る。がっかり回数は半分以下になりますよ。

渡辺:負けないことが大事ですよね。ゼロにならないことが大事。

ゴルゴ:そう。ゼロ癖をつけちゃだめ。当たり癖をつける。100円200円でも当たって、ゼロにならない買い方がいいと思う。夢を追っているわけですから。こうなりたいと思って馬券もゼロにならないという目標を持つことはすごく大事かなと思う。

人気薄でもいいんだよ
3着までに来そうな馬をみつけて
そこからワイド当たったら
そっちのほうがすごいよ(ゴルゴ)

「負けている人の逆張り。それで大儲けしたことある」(松本)

渡辺:斉藤ですら言ってますからね。ボクが人気馬買ってもつまらないでしょって。

ゴルゴ:人気薄でもいいんだよ。3着までに来そうな馬をみつけて、そこからワイド当たったらそっちのほうがすごいよ。

渡辺:ボクら馬券を買った時点でくるわけがないって言ってますから。視聴者を意識して大穴の複勝しかかわないというスタンスでやってますから…。

ゴルゴ:だったら大穴のワイドでもいいじゃん。1000円ついたら3万円買っていれば30万、1万5000円でも15万ですよ。15万あったら家賃余裕で払えるじゃない。

渡辺:ですね。

ゴルゴ:馬券の買い方はみんなそれぞれあるから、話がまとまんないよね。

渡辺:ゴルゴさんは正しいんですよね。ボクみたいに負けている人の逆をいっているわけで。

ゴルゴ:そう、勝負事は絶対逆。カジノいったことある?

渡辺:ないです。

ゴルゴ:行ってみ。負けている人の逆張りしていく。それで大儲けしたことある。

渡辺:らしいですね。

ゴルゴ:テレビを意識しすぎたらダメ。絶対に当てなきゃ。テレビでしかも生放送の番組出てることが奇跡なんだって。知らない視聴者が見たら宮藤官九郎が出ているって思うよ。

渡辺:いまだにボクが誰か覚えられてないですから。クドカンが競馬番組に出てるって、そんな話しじゃないでしょ(笑)。

ゴルゴ:話戻してください(笑)。


以下、次回につづきます


ゴルゴ松本:1967年4月生まれ。お笑い芸人。1985年甲子園出場。お笑いコンビ「TIM」のボケを担当。ワタナベエンターテインメント所属。『命』『炎』などの「人文字ギャグ」のギャグで一世風靡。「BSイレブン競馬中継」のメインパーソナリティを6年間務める。趣味のゴルフはセミプロ級の腕前。著書に『あっ! 命の授業』など。
キャプテン渡辺:1975年10月生まれ。お笑い芸人。競馬、競輪、パチンコ、パチスロは趣味の域を超えていまや生活の一部に。特技は関節技。2015年度の船橋競馬場のイメージキャラクターを務める。現在テレビ東京系列で放送中の『ウイニング競馬』にレギュラー出演中。
※この記事は 2017年4月28日 に公開されました。